特定非営利活動法人
 日本ファーストエイドソサェティ 


 ― 設立のご挨拶 ― 

angels

― 家族はかけがえの無い財産です ―


少子化、高齢化が今後更に進むであろう日本において、家族はかけがえの無い財産です。
突然ご主人が倒れた、子どもが階段から落下したなど、大切な家族の緊急時に私たちはどれだけ適切なケアをしてあげられるのでしょう。

職場でも、レジャー先でも、事故や病気は予期せずに突然やってきます。その時、自然に「どうしました?」と声をかけてあげられるような仲間でありたいですね。

こうした願いから私たちは市民活動として、ファーストエイド(応急救命手当)を伝える市民の会を運営してきました。多くの受講希望の皆様から、「ご家族や同僚を守るための知識やテクニックを学びたい」という切実なご要望を戴きました。また、伝える活動をする仲間からは、救助される方にとってまた救助する側にとっても効果的な技術を伝えたいという声が多く出され様々な工夫と調査・提言をして参りました。

10年間の活動の中で、数多くの「実践できる救助者」が誕生しました。その中から「学んだ知識を生かしたい」という声が上がり、様々なイベントにおける救急救護スタッフ育成、事故の起こりうる施設内の業務スタッフの紹介など、新たな活動を創出しました。昨今では良質な介護スタッフとして実践ベースのファーストエイドを学んだ人材の要請が多く、学生のみならず有職者がスキルアップのために受講される機会も増えております。

今日、私たちは活動の範囲を「個々の救助者の養成」から「善意の救助者の支援活動」に広げると共に、市民活動ネットワーク構築など、新しい形の市民活動支援、また安全管理レベルの高い従業員像を求める企業に呼応した雇用の創出に寄与すべく鋭意努力して参りたく、ここに活動母体として「特定非営利法人日本ファーストエイドソサェティ」を興すことと致しました。

皆様方のご理解とご支援、活動へのご参加を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

特定非営利活動法人日本ファーストエイドソサェティ  
設立発起人会    理事役員 一同  
代  表          岡野谷 純  

                
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